多発性骨髄腫の維持療法

自家移植で完治はできなかったが、ベルケイドとデキサメタゾンによる維持療法を続けていくことになった

あくまでも維持療法で完治を狙えるという治療ではなく、現状をどれだけ長く維持できるかという治療方針である。治療薬も次々に新しいものが出て来ており、現状維持ができれば新治療薬の恩恵を受けることが可能になる

しかし、この維持療法が期待以上の効果を見せる

血中Mたんぱくが消えて、状態は完全寛解(CR)に

自家移植から3年後の2017年3月には、治療薬をレブラミド+デキサメタゾンに変更

ベルケイドの効果がなくなった訳ではなく、役目を終えてレブラミドに

2017年8月にはκ/λ比=1.6になり、厳密完全寛解(sCR)に

しかし、3年後の2020年に再発してしまう

(2022年5月8日 記)